インターネット媒体のペイドパブリシティ
インターネットのペイドパブリシティは実情が把握されておらず、まだまだこれから形を変えて発展をしていくのではないかという段階です。しかし、一部ではブログコミュニティを巻き込んだステルスマーケティング的な動きが活発になっていることも事実です。インターネット媒体は最も口コミを誘発しやすい媒体であり、SEM/SEO(検索エンジンマーケティング)の視点とリンクシステムの視点を抑えることで、ペイドパブリシティのアクションをオンラインでの販売そのものに直結させることも可能です。ペイドパブリシティを上手く使うことは、独特のテクニックが必要になるものの、その有効性は非常に高いでしょう。
大手ポータルサイトや有名サイトでは始まっているペイドパブリシティ
雑誌などの「企画広告」が、既に大手ポータルサイトを中心とした有名サイトでは始まっております。ただし、雑誌媒体などに比べると広告色が強いコンテンツになっていることも多く、一般記事に近い(もしくは一般記事そのもの)形のペイドパブリシティは今後増えていくと言う段階でしょう。しかしそれでも、サイトに広告を多数出稿している企業とコンテンツの関係性をみてみると、ペイドパブリシティ的活動を垣間見ることは可能です。
なんといってもインターネットペイドパブリシティの強みは、記事から直接リンクをクライアントサイトに貼ることによって、記事をみて「興味の度合いが高まった状態」の見込み客を、販売ページや資料請求ページに直結させられることでしょう。これはテレビを含めて他の媒体ではで着なかったことであり、こういった点から(当社を含め)世の中の多くのPR会社は、インターネット上のパブリシティ活動に大変注目をしております。
メールマガジンの世界はペイドパブリシティに溢れている
さて、タイニーメディアとしてブログよりも一足先に人々の注目を集めたのがメルマガ、すなわち、メールマガジンです。企業が発行するメルマガも多数あるのですが、購読者に人気があるのは影響力を持つ個人が発行しているメルマガであるケースが多く、その理由に、(企業メルマガでは不可能な)自由なコンテンツと個人個人によって色がでる文章の個性があげられるでしょう。つまり、企業メルマガでは様々な縛りによって「書きたくてもかけない事」が多いのですが、個人のメルマガなら最低限の礼儀等をわきまえておけば、それほど気にする必要も無く好きなことが書けるというわけです。
これはすなわち、一般メディアにおける広告審査・検閲をスルーする形で、ペイドパブリシティが大変楽に行われる土壌があるということであり、実際、そのようになっています。影響力のあるメルマガには広告が掲載されていることがほとんどですが、それら出稿広告に連動した形で、メルマガコンテンツが校正されていることは珍しくありません。時には、メルマガ1号が丸々ペイドパブリシティ的意向による内容で発行されるケースも多く存在いたします。媒体紙面が100%ペイドパブリシティであるというのは、他のメディアではほぼ考えられないことであり(テレビ媒体のPR番組の例など、全く存在しないというわけではない)、これはメルマガペイドパブリシティの大きな特徴であると言えます。
次世代型アフィリエイト? ブログコミュニティを巻き込んだペイドパブリシティも
2005年は一般の人が「ブログ」という言葉を頻繁に耳にし始めた年でした。芸能界では大変大きな影響力を有したブロガー芸能人が多数現れ、一般人の中からも、「有名なブロガー→本当の著名人」としてステップアップを遂げる人も出てきました。SEM/SEO的視点からも大変注目されることが多いブログですが、ペイドパブリシティの世界でも例外ではありません。ただ、ブログ世界独特のペイドパブリシティ視点があって、それは「1つの媒体の影響力総数」よりも、「小さな影響力をもった媒体を多数集めることの総力」が重視されると言うことです。
例えるならば、100の影響力を持つ有名なブログサイト1つにペイドパブリシティを仕込むよりも、1の影響力を持つブログサイト100個にペイドパブリシティを仕込んでも結果(クライアントページへのアクセス誘導)は変わらないということです。しかも、SEO/SEM的な視点でいうと、検索エンジンの検索結果ページに、(たとえラッキーなことに最上位であったとしても)たった1つのサイトのみにクライアント情報が仕込まれているというものよりも、検索結果ページの「より多くのサイト(ブログ)」において、クライアント情報が仕込まれているほうが顧客の購買行動を起こさせやすくなるわけです。そういった理由で、ブログペイドパブリシティでは、「1つの媒体の影響力総数」よりも「小さな影響力をもった媒体を多数集めることの総力」が重要視されるというわけです。
当社を含め、いくつかのPR会社はすでに「小さな影響力をもった媒体(ブログ)」を多数集めて、記事を有料で執筆してもらうという活動を行っております。こういったペイドパブリシティは、多くのブロガーにとっては「記事を書くだけで少々の報酬がもらえる確実性がある」というメリットを有した、アフィリエイトシステムのネクストステージ体系として捉えていることが多いようです。
※アフィリエイトシステム…ブロガー等サイト所有者が広告掲載を展開することで、販売された実績に応じてフィーを手にすることが出来る「ネット上の販社システム」のこと。ブログペイドパブリシティは、販売が行われなくとも一定の条件を満たした記事を書くだけでフィーがもらえる点が異なる。ただし、アフィリエイトに比べると報酬は非常に低い
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- at 06:09