ラジオ媒体のペイドパブリシティ
ラジオ媒体は雑誌媒体と並び、非常に積極的にペイドパブリシティに協力をしてくれる媒体です。2005年2月、大手広告代理店の電通はインターネット広告の総額がラジオ広告の総額を抜き去ったと発表しました。ラジオは4年連続広告費が減少しており(2005年現在)、ペイドパブリシティによる収入向上は、業界にとってもはや事業戦略上マストの事業と言わざるを得ない状況です。特に、音楽業界をはじめ、ローカル企業へのロケレポートやプレゼント企画等に連動させたコンテンツ企画などによるペイドパブリシティが活発に行われています。
キーワード1:音楽業界
ラジオ局のパブリシティと言えばなんといっても音楽業界が切っても切ることが出来ません。これはペイドパブリシティの分野ではなく、ラジオ媒体の方が積極的に音楽業界のプロモーションを無償で買って出ているノンペイドパブリシティの分野と言えるでしょう。
キーワード2:ローカル企業
ラジオ局のペイドパブリシティで大きな存在となるのが、ローカルな有力企業です。ラジオではDJが様々なテーマに沿った話題をおしゃべりしながら、合間にニュースや音楽を流すというスタイルが最も多いでしょうが、そのトークのテーマそのものが、スポンサーの商品が売れるように考えられたものであることがほとんどというわけです。イタリアンレストランチェーンがスポンサーの場合は、ラジオDJはトークテーマを「イタリア旅行」「外食体験」「トマト」など、スポンサーと関連付けが行われるものにするわけです。ペイドパブリシティでも同様で、コストを支払うことで、レポーターがお店まで来てくれて、料理やお店の雰囲気、料金、またご丁寧にも営業時間までしっかりとレポートをしてくれるケースが多々あります。
多くの場合、ラジオ局はローカルごとに放送内容を切り分けているので(NHKのような巨大組織を除き、各地域にそれぞれのローカルラジオ局が多数存在するので)、特にエリアマーケティングを重要視するペイドパブリシティのスポンサーとしては、なかなかどうしてラジオ媒体というのは効果的な媒体と言えます。
リスナーからのFAX/E-Mailとペイドパブリシティ
ラジオ番組の中ではリスナーからのFAXやE-Mailが多数届きます。ペイドパブリシティが有効に働く場合、これらリスナーの声の中にもクライアント企業や商品を有利にプロモーションするための差込が混ぜられることがあります。数あるリスナーの声の中から、クライアントに関連している情報を選んでピックアップし、DJがお得意のトークマジックで味付けをします。
元気の良いラジオショッピングとDJのトークテーマ
ラジオ媒体の人気コンテンツである通信販売(ラジオショッピング)に出稿をする企業にとっても、同様なペイドパブリシティサービスが行われます。ショッピングコーナーに入る前に、販売するクライアント商品のメリットがよりリスナーに浸透しやすいように、あらかじめタイミングを見張った形でテーマに沿ったマシンガントークが放送されるように計算がされています。いずれにの形にせよ、ラジオ媒体はペイドパブリシティと親和性の高い媒体であることには変わりありません。
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